未来ある子どもたちに必要な環境とは。
投稿日:2019.05.20
こんにちは。
子育てママの働くオフィスpeekaboo代表の小村佳子です。
早くも5月。
私の第三子の出産予定日は7月。
パツンパツンのお腹ですが、元気に働いております。
さて、peekabooには現在約100名のお子さんに通っていただいています。
私も未熟ながら母親歴は5年目に突入。
保育園経営者としては4年目に突入してまいります。
特に保育園経営者としては、未熟だったOPEN当初から比べると、今は幼児教育について堂々と語れるほどになりました。
当初保育園経営は自分が行っていましたが、未熟過ぎて、自信もなく、途中約1年間ほど認可保育園で園長をなさっていた経験のある方にお願いし、
事業部全体を見ていただいていた時期がありました。
そこから、様々な事情から私に事業部全部が戻ってきたのが去年の4月ごろ。
ただ、そもそも自分が主となって保育園を運営していくことに全くの自信を失っていた私はそこから猛勉強を始めました。
本を読み漁り、文献を読み漁り、
家では本を読んだまま壁に激突することもしばしばありながら、とにかく足りない知識をインプットしようと必死でした。
ただ、幸いにも1つ大きな軸は持っており、
「通ってくれている子どもたちに、よりよい環境を与えたい」
その一心でした。
そして、出逢ったのが【非認知能力】という言葉。
そして6歳までの教育がその後の人生を大きく左右するほど重要だということ。
それを知った後には、そんな大事な時期に預けてくださっている子どもたちへの責任を強く感じるようになり、
更に焦りが産まれました。
じゃあどうやったら非認知能力は育まれるの?
保育園で与えるべき環境って何?
などなど。焦りは募るばかり。
そんな中で出逢ったのがキッズコーチング。
キッズコーチングを学ぶことで、子どもたちは生まれながらにして気質があること。
発達は階段があり、それを1つずつ登っていくことで子どもたちに自信を持つこと。
(まだまだ喋りたいのですが、とりあえず子どもに接することのある仕事やママだったら全員知っていたほうがいいこと)
を学んだことで、子どもにどう接するべきか、
先生方の声かけや接し方の重要性が言語化できるようになりました。
その後、もっと深く学びたい!と4か月間東京へ毎月行き、
キッズコーチングエキスパートという
幼児教育者として講師の資格も獲得しました。
そして、随時キッズコーチングで学んだことを保育園のマニュアルとして保育士さん皆さんへ伝えました。
ちょうど、次年度の退職などの意向も聞くタイミングでしたので、
「このマニュアルに共感できない場合は来年度一緒に働くことは難しい」というところまで伝えさせてもらい、
どの方も皆さん共感してくださったので、peekabooとして子どもに大事にしたいことがしっかり言語化できるようになりました。
ただ、そこからは更に欲がでてきて、
日本の教育の違いと幼児教育に力を入れている諸外国との教育の違いを生で見たい!
という思いでした。
様々、国の候補はありましたが、
☑自分が妊婦だということもあり治安のいい国がいい
☑どうせなら自分の息子(長男)も現地園を体験させて、その姿も見てみたい
という選択肢の中で、選んだのが、
未来教育指数1位のニュージーランドです。
(https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/052900090/052900001/)
ニュージーランドでは国をあげて幼児教育に取り組んでおり、テファリキと呼ばれるカリキュラムを軸とし、
様々な教育が行われています。
現地では4園の視察を行わせていただき、内1園では1日職場体験もさせてもらいました。
何より驚いたのは、どの子どもも遊びにのめり込んでおり、
まさに「遊びから学ぶ」が実践されている保育環境でした。
そして、モンテッソーリやシュタイナーなど様々な教育思想も受け入れる文化があるのも驚いたポイントでした。
コーナー保育の在り方にも、衝撃を受け、
日本に戻ってからは職員の皆さんへ現地の写真を見せながら、フィードバックを行い、
再度オモチャの見直しを行い、ただいま絶賛増量中です。
(ニュージーランドで学んだことを再現できたら、またブログで紹介していきたいと思います)
もともと職員配置は多めに設定していましたが、年少以上も10人に1人大人がつく。という幼児教育先進国の当たり前にならい、
幼稚園部門では現在10名で2名の職員の配置としています。
幸いにも、私が保育事業部を見ることになったタイミングで新たな出会いがあり、
今その方は副園長として現場を見てくださっています。
人生、山あり谷あり。
難しい問題にも直面しますが、私が逃げていたら見えなかった世界があると思うと、
過去の自分にゲンコツしたい気持ちはあるものの…とても感慨深い気持ちでいっぱいです。。。
先日は、保育事業部の保育士&補助の皆さんが集まり研修を行い、
再度私が学んできたことをアウトプットしました。
私含め、講師は3名と充実した内容となり、みんな向上心を持ち、精いっぱい取り組もうとしてくれる風土に胸がいっぱいの日となりました。
現場では、「まだまだここを頑張ろう!」「こうだったらどうだろう?」などやりたいことも沢山あるので、
それを皆さんと一緒に形にしていきたいと思います。
想いの丈をぶつけたようなブログになりましたが、さて出産も頑張ろうかしら 😉 😉
小村佳子